スキャンしたデータにスマートフォンからWi-Fiでアクセスできるハンディスキャナー「hidescanProks」がTECからリリース。パソコンハウス東映で販売中だ。
hidescanProksは、Wi-Fi機能を搭載する電池駆動のハンディスキャナー。スキャンデータをワイヤレス転送できるスキャナーとしてはBluetooth接続のものが一般的なものの、BluetoothのFTP、OPPプロファイルをサポートしないiPhoneなどのiOS製品では使用できなかった。その点、Wi-Fi搭載の本機はiOS製品にもしっかり対応し、もちろんAndroidスマートフォンやタブレット、Wi-Fi対応のPCからでもアクセス可能だ。
スキャンしたデータは一度本体のmicroSDカードに保存される。そこへスマートフォンやタブレットでWi-Fiを介して接続し、ブラウザー経由でデータの閲覧やダウンロードができるという仕組みだ。メーカーからはiOS用の閲覧アプリもリリースされている。
スキャン解像度は900/600/300dpiから選択可能で、スキャン最大幅は210mm。スキャン速度は約3秒。ファイル保存形式はJPEGまたはPDFから選択できる。カラースキャンのほか、モノクロスキャンにも対応。無線規格はIEEE 802.11 b/g/n。
本体サイズは幅31×奥行き258×高さ32mmで、重量は約160g。単三電池2本で駆動する。パッケージには本体のほか、USBケーブル、OCRソフト、キャリブレーションシート、microSD(2GB)、キャリーポーチなどが付属する。
価格はパソコンハウス東映にて9980円。なお、今回入荷分は初回特典として、Windows、Mac、Androidで使用できる「カスペルスキーマルチプラットフォームセキュリティ」(1年3台)が同梱されている。