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札幌はオタクの天国!?

北海道はコスプレの聖地となるか!? 北の大地でレイヤーを見た

2012年10月04日 22時22分更新

文● 伊藤真広

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札幌駅前でコスプレイベントが!

9月30日に札幌アスティホールで行なわれた北海道初のコスロム頒布イベント「札幌ROMふぇすた」の会場の様子。男性来場者以外にも一般参加の女性コスプレイヤーさん姿も見られた

 北海道2日目には、関東や中部地方からのコスプレイヤーも出展する「札幌ROMふぇすた」へ。今回イベントを主催するLayerCompは、「洞爺湖 マンガ・アニメフェスタ」や「夕張まんがまつり」などの運営にも関与している団体だ。

 今回のイベントも、コスプレロム文化を広げて、北海道から人気コスプレイヤーを誕生させたいという狙いがあるという。開催にあたっては、北海道の地元企業なども協賛している。会場となったのは、札幌駅から徒歩4分に位置する複合商業施設「アスティホール」のイベントホール。初回ということで20ブースほどが出展しての開催となった。

出展・来場していたコスプレイヤーさんたちによる最後の集合写真

 会場内では、コスロムと呼ばれるデジタル写真集の頒布や撮影、出展サークルなどによるニコニコ生放送を使った中継などが行なわれていた。出展するブースのなかには、コスプレロムサークルに混じって北海道が推進する「食クラスター構想」の1つとして立ち上がった「HASプロジェクト」から誕生した萌えキャラクター「リトルベリーズ」の姿もあった。

 このキャラクターは、ハスカップ、アロニア、シーベリーの北海道の3つの特産品をイメージして誕生したもの。3つの特産品を使った加工食品などのパッケージなどにプリントされているご当地萌えキャラたちだ。そのほか、頒布作品のなかには、日本SF大会第50回の開催を記念して「愛國戰隊大日本」も協力して制作された「再生機甲ユーバリアン」といった作品もあった。

「リトルベリーズ」グッズのブース。これらは、札幌市内を始めとしたお土産品店などでも販売されているということなので、札幌土産にエッジの効いた物を探している人はいかがだろうか? なかでも生クッキーが筆者のイチオシ!

夕張まんがまつりなどでも配布された北海道をイメージしたイラストブースでは、「再生機甲ユーバリアン」を頒布していた

本州から訪れたコスプレイヤーさんがパーソナリティーを務めるニコ生放送には、出展サークルさんが出演して会場から放送されていた

白スクのクドの北海道のコスプレイヤーさんも撮影させていただきました!

東方の十六夜咲夜のコスプレイヤーさん。彼女も北海道で活動しており、関東のコスプレイベントには参加したことがないとのこと

C-ウィルスの波がここにも
札幌の街を走るバイオ6の痛タクシーを見た!

 「札幌ROMふぇすた」を取材している最中に、札幌市内では現在、本日4日に発売された「バイオハザード6」とコラボレーションしたタクシーが、期間限定で走行しているという話を耳にしたので、早速足を運んでみた。

 バイオハザード6とコラボレーションしているのは「リトルベリーズ」仕様の痛タクシーなどを運行する、地元タクシー会社の長栄交通。

長栄タクシーさんの予約番号は0120-94-0081。バイオハザード6の痛タクシーを利用したい場合は、必ずその旨を予約する際に伝えること

 この痛タクシーは、9月20日から4日間に渡って幕張メッセで開催された日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2012」の開催に合わせて運行が開始されたもの。札幌市内で3台が運行されており、長栄タクシーさんに電話をすれば、空車の場合に限るが市内で予約配車が可能とのこと。同車の運行終了時期は、現在のところ発表されていないが期間限定運行ということなので、バイオシリーズファンの人で北海道を訪れた際に利用してみるとよいだろう。

ボンネットやトランクルーム部分には「バイオハザード6」の告知が!

両サイドには登場キャラクターたちの姿が描かれていた

北海道の地がオタクの第2のふるさとになる日も近い

 今回、札幌や由仁町を訪れてみて、北海道の地では、オタク向けのイベントが街と共存しており、良い関係が作られているように感じられた。190万都市の札幌。街の規模に対するイベント参加者は少なく感じたが、自治体や企業と協力関係が作られていることから、今後は大きな枠組みでオタク文化を盛り上げていくことができるのではないかと感じられた。

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