6月5日、デルは個人向けノートPCの発表会を開催した。発表されたのは、14型Ultrabook「Inspiron 14z」、13.3型ノート「Inspiron 13z」、15.6型ノート「Inspiron 15R」、17.3型ノート「Inspiron 17R Special Edition」。直販価格は、Inspiron 14zが6万9980円から、Inspiron 13zが5万4980円から、Inspiron 15Rが4万9980円から、Inspiron 17R Special Editionが7万4980円から。
「Ultrabook市場でNo.1」「1家庭に1台から、1人1台へ」
発表会では、デル マーケティング統括本部 コンシューマー・スモールビジネス マーケティング本部 本部長 加藤裕一郎氏が登壇。2012年のマーケティング戦略として「Ultrabook市場でNo.1を獲得する」「1家庭に1台から、1人1台へ」を掲げていることを紹介した。
現在注目されているUltrabookの特徴/機能である「高速起動」「低消費電力」「軽量化」などが、すべての製品に対して波及効果をもたらす点を指摘。インテルは2年以内に70%のノートPCをUltrabookにすることを目標としており、これを実現させるにはデルもメインストリームの製品をUltrabookに置き換えていく必要がある。Ultrabook市場でトップとなり、その地位を活用してメインストリーム/コンシューマー市場向けの製品につなげたいとした。
「1家庭に1台から、1人1台へ」の点では、PCは世帯浸透率は80%以上となったものの、1世帯あたりの保有台数は1台ほどしかない点を挙げた。「PCはまだまだ成長する」として、シェアの食い合いではなく、マーケットのさらなる活性化がデルの成長につながるよう努力するとした。幅広いニーズに応える製品群の展開、利用シーンの提案、サポートサービスの充実などを掲げ、多くの方が安心して利用できるよう徹底していきたいとしていた。
続いて登壇したのは、デル マーケティング統括本部 コンシューマー・スモールビジネス マーケティング本部 コンシューマーマーケティングコミュニケーションマネージャー 横塚知子氏。発売中のUltrabook「XPS 13」に関する各種プロモーションを紹介、またユーザーからの注目が大きいことに触れた。
また、デル マーケティング統括本部 コンシューマー&SMB製品マーケティング本部 部長 秋島健一氏が、新製品の特徴など解説を行なった。