(株)角川グループホールディングスは12日、(株)メディアファクトリーの発行済み株式100%を株主の(株)リクルートから取得して、子会社化する株式譲渡契約を締結したと発表した。株式取得予定日は11月15日。
株式取得の理由について、角川GHDでは
メディアファクトリーの「クロスメディア展開」と、当社の「メディアミックス」「ワンソースマルチユース」を中心とする事業戦略は、軌を一にするもので、非常に親和性が高いといえます。
また、角川グループでは個性豊かな事業会社が、独立性を保ちながら同ジャンルで切磋琢磨し、独自のコンテンツを生み出すことで成長を続けてまいりました。一方、グループ内でのコンテンツ交流による更なる価値の創造や、スケールメリットを活かした事業活動によるシナジー効果を発揮しています。
メディアファクトリーを角川グループの中核事業会社として迎えることは、同社の独自性と強みを生かしながら、一層の成長と企業価値の向上につながり、角川グループホールディングスの事業基盤の拡充と今後の成長に大きく資するものと考え株式取得に至った次第です。
と説明している(プレスリリースより引用)。