「LED液晶+超音波で虫除けすれば暑苦しい夏でもCoolに美少女ゲームができる」と豪語して企画を提出し、会社の金で思いっきりキャンプをエンジョイしてしまった昨夜。あまつさえ記事タイトルを「デジタルで虫を撃退」にしちゃったから、何らかの結果を出さねばならない。
ということで、デジタルで虫除けには限界があるようなので、急遽企画変更だ! え? 「いい加減だって?」いえいえ、ASCII.jpは「臨機応変! 縦横無尽! 傍若無人!」なんですって。それに気づく読者なんて、ほとんどいないって……。
ということで、昨日までのことはリセットして、キャンプ場から車を30分ほど走らせ、あらゆる蚊取り線香や電子蚊取り器を調達してきたぜ!
調達したのは、日本のナイトライフをリードするキンチョー、フマキラー、そしてアースの3社が発売している蚊取り線香、リキッドタイプの蚊取り器、そして軒先に吊るしておくと虫が寄らないっていうアレだ。
見せてもらおうが、各社の性能とやらを……。
日本の夏!キンチョーの夏!
どの蚊取り線香が効く?
蚊取り線香の性能対決は、次の3つで実験する。実験方法は簡単。でもいい加減(笑)。虫が集まるように蛍光灯をつけ、その前で各社の蚊取り線香を焚いて、虫をどのくらいやっつけられたかをカウントするだけだ。
しかし30分もすると蛍光灯の前に虫たちが集まってくるもの、撃退できている虫は皆無。そのまま1時間放置してみた。
やはり今晩も肝心の蚊が現れず、蚊に対する効き目は実験できなかったが、結果は次の通りになった。
・アース「アース渦巻香」
アースで確認できたのは、次の写真の1匹と写真にも写らないほど小さな虫が2匹ほど。蛾の大半は元気ハツラツとしていた。
・キンチョー「金鳥の渦巻」
キンチョーも死んでいたのは大きめの蛾が1匹。蚊なら結構ポトポト落ちてくるけど、大型の虫には耐性があるようだ。中には、蚊取り線香の上に止まっているツワモノまで現れる次第だ。
・フマキラー「蚊取り線香」
フマキラーもほかと同程度の効き具合だ。やはり屋外でやると煙が拡散してしまい効率が悪いのかも知れない。
蚊取り線香対決では、アース、キンチョー、フマキラーとも甲乙付けがたい結果となった。蚊取り線香は、屋外で使うと煙が拡散してしまうようで、家の中で使うより効果が落ちるようだ。また小型の蚊には効くようだが、ガのような大きな虫には効かない点に注意したい。
なにより注意すべき点は、ひと夏蚊取り線香を焚きつづけると、俺の嫁の抱き枕が蚊取り線香臭くなる点だ。これはマニアとして何としても回避したいところ。
(次ページへ続く)
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