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SEO:title要素がGoogle検索結果に反映されないケースとは?

文●渡辺隆広/SEMリサーチ

2011年02月24日 13時45分更新

記事提供:SEMリサーチ

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SEO:title要素がGoogle検索結果に反映されないケースとは?

米国のウェブマスター向けフォーラム・WebmasterWorldのスレッドをみると、ウェブページに記述したタイトルの内容(title要素)がGoogle検索結果に反映されないケースがあると複数のユーザが不満を述べている。

一般に検索エンジンは文書の題目に相当するtitle要素に含まれているキーワードをランキング決定時に参考にするほか、検索結果に表示するそのタイトルの文言によりクリック率(click-through)も影響する。もちろん、ソーシャルブックマークやFacebook、ブラウザのお気に入りなど、多くのアプリケーション、検索経由のトラフィックを効率的に獲得するためには十分にタイトルに記述する文字列を検討する必要がある。

一方、米GoogleのJohnMu(John Mueller)氏によると、次に示す条件に合致した場合に、ウェブマスターがtitle要素に記述した文字列以外の情報を表示するケースがある。

      タイトルの文字列が非常に短い
      タイトルの文字列がサイト全体を通じて共通して利用されている
      タイトルがキーワードの集合(羅列)になっている

ところで、こうしたウェブページのタイトルを無視して検索エンジンが自動的に生成するというのはGoogleに限った話ではない。かつての米Yahoo! / Yahoo! JAPAN が採用していたYahoo! Search Technology でも、Microsoft Bing でも同様の処理を行うことがある。

なぜ検索エンジンがこうした処理を行うのか。理由は、検索エンジンがウェブページを解析することで最も主題と合致するキーワードを抽出することが(まだまだ問題点はあるが)可能になったこと、ウェブマスターが必ずしも適切なタイトルを記述しているわけではないこと、さらに、検索結果のプレゼンテーション(表示方法)において、検索クエリにあわせてタイトルを動的に変更させた方が目当ての情報を探しやすくなるケースがあること(たとえば "Apple" と "Computer" それぞれでGoogle検索した時の 米Apple社のタイトルを参考に)、といった背景が挙げられる。

ただし、ケースによっては企業サイトなのにタイトルがプロフェッショナルに見えない、不適当な文字列が表示されるといったこともあるため、WebmasterWorldに限らず、よくSEO担当者が不満を口にすることも事実。現状の対応としては、上記に挙げた3つの条件に合致しないよう配慮しながら、ページごとに適切なタイトルを付与するための仕組みやルールを整えておくと良いだろう。

参考までに、google.co.jp では[NEC]と[日本電気]、[MS]と[マイクロソフト]、[象印]と[zojirushi]などの検索クエリでタイトルが変わることを確認している(2011/03/04時点).

Google Changing Page Titles & Descriptions
http://www.webmasterworld.com/google/4268826.htm

When searcing for a particular keyword, the snippets that are showing up for my site, dont match anything in code?
http://www.google.com/support/forum/p/Webmasters/thread?tid=7283c00e181e8a90&hl=en

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