オンキヨーから、エントリー向けAVアンプ「TX-NA579」と「TX-NA609」が発表された。NA579は3月25日発売で、希望小売価格は7万1400円。NA609は3月18日発売で、希望小売価格は8万4000円となる。
両機種とも従来機(TX-NA578/608)からネットワーク機能が強化され、ホームネットワーク上のDLNAサーバーやWindows 7搭載PCに保存された音楽の再生が可能となっている。
また、同社オリジナルのiPod touch/iPhoneアプリ用「Onkyo Remote」に対応し、入力切り替えや選曲などのリモート操作が行なえる。
加えて、ホームオーディオ機器としては初めて、ラジオ番組のネット配信サービスである「radiko.jp」に対応する。「vTuner」などのインターネットラジオの受信も可能だ。
さらに、両機は内蔵のビデオアップコンバーターにより、4K2K(3840×2160ドット)の映像出力が可能。現状、4K2Kに対応するテレビなどは販売されていないが、今後を先取りした仕様となっている。
TX-NA579(左)とNA609(右)の背面。NA609にはPC入力端子(D-SUB 15ピンとHDMI)が備わっており、本機を介してテレビなどに映像を出力できる。RCAピンのサラウンド出力も備わっている
NA609はNA579の上位機種で、同社独自のデジタルノイズ抑制回路「VLSC」の搭載など、より高音質化が図られ、国際的な品質基準である「THX Select2 Plus」に準拠している。
