オンキヨーのグル―プ企業であるオンキヨーエンターテイメントテクノロジーは、ドルビーTrueHD 5.1chサラウンドフォーマット(ロスレス)の音源配信を5月30日から開始すると発表した。このフォーマットでの配信は世界初だという。
配信は同社の高音質音楽配信サービス「e-onkyo music」で行なわれ、100タイトル(約1000曲)の提供を予定。配信フォーマットは24bit 96kHz/24bit 192kHzの5.1ch ドルビー TrueHDフォーマットで、価格はアルバムが3000円から、シングルが400円からとなる。
ドルビーTrueHD 5.1chサラウンドフォーマットの再生に対応するオンキヨーのAVアンプ「TX-NR818」(左)と「TX-NR717」(右)。上位機種である818には、バイアンプ接続時に高純度な信号伝送を可能にする「デジタル・プロセッシング・クロスオーバー・ネットワーク」機能などが搭載されている
楽曲のダウンロードはPCで行なうが、曲の再生にはオンキヨーが5月末~6月上旬に発売を予定している7.1chAVアンプ「TX-NR818」(希望小売価格15万3300円)もしくは「TX-NR717」(同11万7600円)が必要。USBメモリーやネットワーク経由でPCでダウンロードした楽曲を再生できる。
このほか、WAVやFLACといったフォーマットでも5.1chサラウンド音源(24bit 96kHz/24bit 192kHz)を配信する。これらを再生するにはUSB接続のマルチチャンネルオーディオデバイスが必要となる。












