9月16日、NTTソフトウェアはメール誤送信防止ソリューション「CipherCraft/Mail」にOutlookアドインタイプを追加した。CipherCraft/Mailは送信メール内容を再チェックし、送信をキャンセルできるほか、暗号化、特定アドレスへの強制Bcc追加、一時保留、上長承認などの機能を持つ。
従来、Exchange ServerとOutlookを用いた環境にCipherCraft/Mailを導入する場合、誤送信防止用のサーバーを別途で導入する必要があった。また、誤送信防止サーバーはExchange Serverより外部の経路に配置されるため、Exchange Serverで折り返すイントラネット向けのメールには誤送信防止の機能が使えなかった。
今回発表されたOutlookアドインタイプは、PCごとにインストールするタイプの製品。サーバーは別途不要で、Exchange ServerとOutlookを用いた環境で手軽に誤送信防止を導入できる。特定部署のみの導入なども容易に行なえるほか、イントラネット内でのメールでも誤送信防止機能を利用できる。
定価は100ユーザーで73万5000円。2010年12月末までの注文については38万円というキャンペーン価格が適用される。
