6月23日、ぺんてるは超音波赤外線式デジタルペン「airpen」とオンラインメモサービス「Evernote」を連携させた製品開発に着手することを発表した。その第1弾として、airpenでとったメモをEvernoteにワンクリックで送信できるアプリケーションを6月30よりダウンロード提供する。
ぺんてるが販売するairpenとは、専用のセンサーとペンがセットになった製品だ。センサーを取り付けた紙面に、付属のペンでメモを取るとPCに独自形式のデジタルデータとして保存できる。
仕組みとしては、ペン先から赤外線と超音波を同時に発信し、それをセンサーが受信することでペン先の動きを割り出すというもの。この割出作業は1秒間に数十回行なわれるため精度が高く、滑らかな曲線も再現できるのがウリだ。
そして今回提供するのは、ワンクリックでairpen独自形式のデジタルデータを、Evernoteが対応するPDFや画像データ形式に自動変換して送信できるアプリケーションとなる。
アプリケーション名は「airpenNOTE 5.0」で、従来から付属していた専用アプリケーションのバージョンアップ版だ。ダウンロードは下記関連リンクの「airpen公式サイト」から行なえる。
なお、「airpenNOTE 5.0」に対応するのは、現段階ではairpenMINIシリーズで、対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000となる。しかし、ほかのairpenシリーズのほか、Mac OS X用バージョンにも今後対応していく予定。