三洋電機が、初心者向け簡単設定機能「“ら・く・ら・く”セットアップ機能」を搭載し、待機電力0.4W(スタンバイモード:“エコ”選択時)のモバイルプロジェクター2機種を、7月21日に発売する。輝度2600ルーメンのモデルが「LP-XW250」、2200ルーメンのモデルが「LP-XW200」となっている。両者の違いは輝度のみ。
待機時0.4Wという値は、データプロジェクターとしては三洋電機初であり、同社比で1/5となるという。また、“エコ”という面においては、梱包材についても使用後に古紙原料として活用できる「パルプモールド」を使っている。
“ら・く・ら・く”セットアップは、画面の台形補正や入力信号選択などを自動的に行なってくれるほか、入力信号が関知できなかった場合には画面上で接続のアドバイスを行なうなど、初心者でも即つないて使えるよう工夫したもの。
そのほか、有線LANポートを備えることで、ネットワーク経由でプロジェクターの電源オン/オフ、入力信号切り替えが操作でき、ランプの使用時間や状態監視も可能となっている。LANからの映像入力には対応していない。
価格はオープンで、実売予想価格はLP-XW250が9万円前後、LP-XW200が8万円前後。