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cciとNTTデータなど、コンテンツ解析技術と行動履歴分析技術を融合させた次世代ハイブリッド広告

2007年11月08日 09時17分更新

文●通販旬報社

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 サイバー・コミュニケーションズ(cci、長澤秀行社長)およびその子会社のクライテリア・コミュニケーションズとNTTデータ(山下 徹社長)は、cciグループの展開する日本最大級の法人媒体アドネットワーク「ADJUST」において、2007年11月から次世代広告商品「高精度ビヘイビアターゲティング広告」の提供を開始する。

 cciグループが提供する「高精度ビヘイビアターゲティング広告」は、インタラクティブ広告のさらなる効果向上を目指し、高精度の広告用日本語意味理解エンジン「スーパーなずき」によるコンテンツ解析技術と、ADJUSTアドネットワークの参加媒体数560サイト、広告露出数16億imp./月(2007年11月末予定)の利用者の行動履歴の分析技術を融合させた次世代アドテクノロジーによって実現されるもの。

 個々のインターネット利用者のWebページの閲覧履歴を収集するとともに、それらのWebページの内容を「スーパーなずき」の日本語解析エンジンを使って解析。日本語解析エンジンは、単語の出現頻度などに留まらない、分野や感性といった高次の意味情報を使う解析を行うことで、利用者一人一人のある一時点における志向性を抽出する。さらに、これらの情報を「スーパーなずき」の志向性分析エンジンによって時系列的に整理・分析することで、それぞれの利用者の志向性の変化をリアルタイムに捕捉し、最新の興味や関心、意図を高い精度で予測するもの。

 主な特徴としては、(1)利用者の意図にマッチした、的確なターゲットへの訴求を可能に、(2)欲しい時に、欲しい人に、欲しい情報(広告)をお届け、(3)無駄な広告は露出しない――など。

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