デルから12日に発表された液晶ディスプレー一体型パソコン「Studio One 19」は、デルらしからぬ(?)ポップでかわいげなデザインのパソコンとなっている。世界に先駆け、日本から先行販売されるという。
18.5型、1366×768ドットのディスプレーを備えた本体は、4つのコーナーやスタンド部分がカーブを描く。ボディーカラーは5色のバリエーションが用意されているが、特にピュアホワイトとパウダーピンクはポップなカラーリングで、曲線を多用した本体にマッチしていて、全体的にかわいらしいデザインに見える。
またディスプレーはタッチスクリーン型もBTOオプションで用意されていて、タッチ操作でWindowsやアプリケーションを操作できる。
CPUはPentium E5200(2.50GHz)から、最高でCore 2 Quad Q8200(2.33GHz)までを選択可能。GPUには、チップセット内蔵型ながら高い性能を誇るGeForce 9200または9400を備えるなど、パフォーマンスも充実している。光学ドライブにBDコンボドライブ(BD書き込みは不可)を内蔵することも可能だ。OSはWindows Vista Home Premiumで、32bit版だけでなく64bit版も選択できる。
店頭販売モデルの中でも、最も低価格な「AS33V-G」の場合、予想実売価格は12万4800円。さすがに10万円未満の一体型Nettopには及ばないが、性能の高さとデザインは、価格差を埋め合わせるのに十分なものがある。発売は3月下旬の予定。
Studio One 19(AS33-V) の主なスペック | |
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CPU | Pentium E5200(2.50GHz) |
メモリー | 2GB |
グラフィックス | GeForce 9200チップセット内蔵 |
ディスプレー | 18.5型 1366×768ドット |
HDD | 500GB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g |
カードスロット | 7メディア対応スロット |
サイズ | 幅558×奥行き195×高さ395mm |
質量 | 約10.3kg |
OS | Windows Vista Home Premium SP1 32bit版 |
予想実売価格 | 12万4800円 |