【ニュース】19歳の現在まで“マジブルー”甲斐麻美が本音で綴るエッセイが完成!

2006年05月29日 21時14分更新

文● 清水

ひとつ前の戦隊シリーズ「魔法戦隊マジレンジャー」で“マジブルー”こと小津麗を演じたことで知られる甲斐麻美ちゃん。3月末にファースト写真集を発売しているが、それからわずか2ヵ月でフォトエッセイ『19』(発売：竹書房/2100円)を出すことになった。27日には神保町にある三省堂書店神田本店で記念握手会を開催。2時間半に及ぶ長丁場のイベントを見事にこなした。

今回は写真集ではなくてフォトエッセイ。全160ページの中に散りばめられた文章により、麻美ちゃんを深く理解できるようになっている。内容は幼少の頃に始まり、ウェディングプランナーを目指していたこと、地元の熊本でスカウトされたこと、初めて受けたオーディションでいきなり“マジブルー”に抜擢されたことなども綴られている。もっとも苦労したのは「小さい頃の写真を探すのが大変だった」点で、書くべき文章はすらすら出てきたという。全体的には「19歳になった甲斐麻美がこれから成長していきますよ、という予告がテーマ」だと語っていた。

掲載されている写真は“八景島シーパラダイス”や都内のスタジオ、東京タワーなどで撮られたもの。水槽越しだが、シーパラダイスの白イルカと一緒に写っている幻想的なブルーの写真が気に入っているとのこと。東京タワーについては、「自分が目標としている場所なので!!」と面白いコメントを残した。

三省堂神田本店でのイベントは特設フロアで実施するのが普通だが、今回は何と1階のエスカレーター付近。しかも麻美ちゃんから数メートル離れた場所から自由に撮影ができるようになっていたので、最後まで人だかりができていた。会場のアナウンスでは整理券も300枚以上が配られていて、14時スタートのイベントが16時半近くまで及んでしまった。

「みなさんから勇気付けられたり、アドバイスをもらったりしました。ジーンとくる言葉もあって、新しいものを得られましたね」

終了後の取材では、雨模様を吹き飛ばしそうな元気な笑顔でこう感想を述べてくれた。実はフォトエッセイのイベントはまだ続き、6月3日が熊本県の鶴屋百貨店本館1Fサテライトスタジオで14時30分から、6月4日が福岡県のジュンク堂書店福岡店で14時から、6月10日が大阪のジュンク堂書店大阪本店で14時から、6月11日が札幌の三省堂書店大丸札幌店で14時からというスケジュールになっている。特に熊本は麻美ちゃんにとっては凱旋イベント。本人も楽しみにしている様子である。


今回は写真集ではなくてフォトエッセイ。全160ページの中に散りばめられた文章により、麻美ちゃんを深く理解できるようになっている。もっとも苦労したのは「小さい頃の写真を探すのが大変だった」点で、書くべき文章はすらすら出てきたという。全体的には「19歳になった甲斐麻美がこれから成長していきますよ、という予告がテーマ」だと語っていた。