デル(株)は8日、企業/教育/官公庁市場向けノートパソコン“Latitude(ラティチュード)”の新製品として、Core Duoとモバイル945GM Expressチップセットを搭載できる『Latitude D520』の販売を9日に開始すると発表した。B.T.O.に対応しており、最小構成価格は13万1775円。
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| 『Latitude D520』 |
『Latitude D520』は、2005年5月に発表した『Latitude D510』の後継機種。チップセットにモバイルIntel 945GM/GML Expressチップセットを選択でき、CPUにはCore Duo T2400-1.83GHz/T2300-1.66GHzやCelron M 430-1.73GHz/420-1.63GHz/410-1.46GHz(410は後日販売予定)を搭載できるほか、液晶パネルを14.1インチXGA＋(1024×768画素/約1677万色表示)と15インチSXGA＋(1400×1050画素/約1677万色)/XGAから選択できるのが特徴。メモリーは最大4GB(DDR2 SDRAM)、HDDは40G/60G/80G/100GB(シリアルATA)を搭載できる。光ドライブは24倍速CD-ROMドライブからDVD±R/RWドライブ(DVD-R書き込み8倍速/DVD+RW書き換え8倍速など)まで選択可能。
インターフェースは、USB 2.0×4、IEEE 1394、10/100BASE-TX、アナログRGB出力(ミニD-Sub15ピン)、S-Video出力、V.92対応56kbpsモデム、シリアル、パラレル、ヘッドフォン、スピーカー、赤外線、ドッキングステーションコネクターなどを搭載する。無線LAN機能(IEEE 802.11a/b/g、Bluetoothなど)はオプション。拡張スロットはPCカード(Type I/II)を装備する。セキュリティー機能は、BIOSで設定できるパスワード(管理者/ユーザー/HDD)とセキュリティーケーブル用スロットが用意されている。
本体は“Tri-Metal”設計によるマグネシウム合金製フレームと液晶ディスプレー(LCD)カバーにより強度を高めたほか、HDDへの衝撃を吸収する“StrikeZoneテクノロジー”が採用されている。また、キーボード下には飲料などの液体がこぼれた場合でも内部のコンポーネントに直接侵入しないように樹脂製シートが付けられている。電源はリチウムイオンバッテリー(4セル/6セル)またはACアダプターを利用する。本体サイズは幅338.3×奥行き273×高さ35.8mm、重量は2.38kg(14インチ液晶/4セルバッテリー搭載時)。ポインティングデバイスは静電式タッチパッドを採用する。OSはWindows XP Professional SP2/Home Edition SP2を搭載可能。
価格は、Celron M 420、945GML Expressチップセット、512MBのメモリー、40GBのHDD、14.1インチ液晶ディスプレー、CD-ROMドライブ、IEEE 802.11b/g無線LAN(DellWireless 1390内蔵ワイヤレスLAN Miniカード)、4セルバッテリー、ACアダプター、Windows XP Home Edition SP2の構成で、1年間翌営業日出張修理(オンサイト)サービス、1年間コンプリート・ケア(盗難対象外)、24時間365日テクニカル電話/Eメールサポートが付属する最小構成の場合、13万1775円。
Core Duo T2400、945GM Expressチップセット、4GBのメモリー、100GBのHDD、15インチSXGA＋液晶ディスプレー、DVD±R/RWドライブ、IEEE 801.11a/b/g無線LAN(インテル PRO/Wireless 3945ABGネットワーク・コネクション)、6セルバッテリー、6セルセカンドバッテリー(ベイ内蔵型)、ACアダプター、Windows XP Professional SP2の構成で、3年間当日出張修理(オンサイト)サービス、3年間コンプリート・ケア(盗難対応つき)、24時間365日テクニカル電話/Eメールサポートを選択した場合は、48万6150円。
