力率99%、変換効率80%以上をうたうATX電源「武士(Mononofu)」を発売したばかりのサイズから、今度は13.5cm径のファンを搭載したATX電源「剛力(GOURIKI)」が23日ごろ登場予定だ。ケースファン用3ピンコネクタを搭載しており、電源に内蔵されたファンとケースファンそれぞれの回転数のモニタリングが可能となっている。出力は400/450/500/550Wの4種類をラインナップし、同社によると“電源累計出荷30万台突破記念モデル”として1万台を全モデル1万円以下で販売するという。
13.5cm径のファンを搭載したATX電源「剛力(GOURIKI)」 |
同製品は“インテリジェントファンコネクタ”と呼ばれるコネクタを装備しており、電源本体のファンコントロールに連動することでケースファンを最適な回転数に調整が可能だ。内蔵する13.5cmファンの回転数/騒音値は、550/500Wモデルが600~1320rpm/12.6~31.4dB、450Wモデルが600~1230rpm/12.6~28.5dB、400Wモデルが600~1170rpm/12.6~27.5dBとなっている。コネクタ数は、ATXメイン(20+4ピン)×1、EPS12V対応のATX12V(4+4ピン)×1、FDD用×1、HDD用×8、Serial ATA用×4、ファン用(3ピン)×2、電源ファンモニタリング用×1、ケースファンモニタリング×2という構成。さらに550/500WモデルはPCI-Express(6ピン)×2を搭載しており、SLI/CrossFireといったデュアルグラフィック環境にも対応する。本体サイズは150(W)×156(D)×85.5(H)mm。23日ごろから発売予定で、予価は550Wモデルが8480円前後、500Wモデルが7580円前後、450Wモデルが6480円前後、400Wモデルが5480円前後となっている。
スリムラウンドケーブルを採用し、すべてのケーブルにはメッシュ結束加工が施されている | パッケージ。製品はATX ver2.03、ATX12V ver2.2、およびSSI-EPS12V ver2.6に準拠する |