ASUSTeKからGPUやメモリといった発熱量の高い部材をケースファンに近い基板裏面側に集約したPCI Express x16対応のファンレスビデオカード「EN6600 SILENT/TD/512M/A」が登場した。店頭のポップによると、この実装技術は“リバーススクーリングテクノロジ”というもので、ATX環境でより効率的な冷却が可能としている。
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GPUやメモリといった発熱量の高い部材をケースファンに近い基板裏面側に集約したPCI Express x16対応のファンレスビデオカード「EN6600 SILENT/TD/512M/A」 |
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通常GPUやメモリがある場所にはクリアなファン留めがあるのみ |
GPUは“GeForce 6600”を、メモリはDDR2タイプを512MB搭載しており、コア/メモリクロックは350MHz/540MHzとなる。製品は上の写真のように、通常GPUやメモリがある場所にはクリアなファン留めがあるのみで、なにやら妙な違和感がある。裏面側を見るとU字型のヒートパイプが横に貫いている大きなヒートシンクが用意されており、GPUやメモリ類はすべてこちら側に配置されている。“GeForce 6600”を搭載したファンレス製品の多くが片面のヒートシンクを採用しているが、ヒートシンクを位置を反対側に変えただけでこれらと比べて冷却能力がいかほど変化するのかは店員も「まったく不明」という話だ。インターフェイスはD-Sub/DVI/TV出力端子。価格はフェイスで1万6770円、TWOTOP秋葉原本店で1万6780円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万7580円。
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GPUやメモリが配置された裏面側にはU字型のヒートパイプが横に貫いている大きなヒートシンクが用意されている | | インターフェイスはD-Sub/DVI/TV出力端子 |
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