(株)インターコムは21日、HDDの状態を定期的に監視することで故障発生を予測する障害診断ユーティリティーソフト『SmartHDD Pro ハードディスク診断(スマートエイチディディ プロ ハードディスクシンダン)』の販売を22日に開始すると発表した。ダウンロードにより販売し、価格は3990円。体験版(14日間限定)のダウンロードサービスも行なう。同社では企業向けのライセンス販売も行ない、10ライセンスパックが3万5910円。
メイン画面 | 故障予測シミュレーション画面 | |
『SmartHDD Pro ハードディスク診断』 |
『SmartHDD Pro ハードディスク診断』は、HDD内部の読み込みエラーの発生率やディスク回転の再試行回数、温度などを定期的に監視/分析して基準値と比較することにより障害の発生を予測するソフトで、HDDに搭載されている“S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)”技術を利用するもの。HDDの“健康状態”をパーセンテージ表示し、健康状態が悪化した場合には警告メッセージを表示したり通知メールを送信したりするほか、データ損失などのトラブルに対するアドバイスも表示する。HDDの障害情報以外に、Windows情報、ネットワーク情報、デバイス情報、アプリケーション情報などのリソース情報の収集/表示/保存も行なえ、リソース情報の変化を一覧表示することも可能。さらに、USB接続の外付け型HDDの一部機種の診断にも対応しており、12月現在では(株)アイ・オー・データ機器製の一部を利用できるという。
対応OSは、Windows XP/2000 Professional(SP4以上)/Me/98 SE。対応機種はPC/AT互換機。対応HDDはIDE/シリアルATA。USB接続の外付け型HDDの診断はWindows XP/20000 Professionalのみとなる。