(株)マイタックジャパンは28日、GPSモジュール/アンテナとナビゲーションソフト“MioMap”を搭載した台湾Mio Technology社製のPocket PC“Mobile Navigation System”『Mio168RS』のナビゲーションソフトを最新版『MioMap Ver.1.3J』にアップデートし、12月5日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、標準セットが7万3000円前後(税別)、SDメモリーカードが付属しないベーシックプラスセットが5万円前後(税別)。
地図情報の切り替え表示に対応 |
『Mio168RS』は、(株)ゼンリンの全国地図情報を1GBのSDメモリーカードで搭載し、GPS機能による地図/音声のナビゲーションを利用できるPocket PC。ナビゲーションソフトを『MioMap Ver.1.3J』にバージョンアップしたことで、同梱される(株)昭文社の地図ソフト『Super Mapple Digital Ver.6 for Mio』のタウン情報とゼンリンの地図情報を切り替えて表示できるようになったほか、地図表示モードの地図表示色に“アウトドア”を追加し、屋外の炎天下でも見やすい色合いを選択できるようにしたのが特徴。同社では、従来版(Ver.1.0J)からのバージョンアップサービスも行なうとしている(詳細は今後案内する予定)。
“アウトドア”向け表示色を追加 |
ハードウェアの仕様は現行モデルと同等で、CPUはインテルPXA255-300MHz、メモリーはフラッシュROMを32MB/SDRAMを64MB、液晶パネルは240×320ドット/6万5000色表示に対応した3.5インチ半透過型(抵抗膜式タッチパネルと高輝度LEDバックライト内蔵)を搭載する。インターフェースは、USB 1.1(専用コネクター)、IrDA、SDIOスロットを装備。電源はリチウムイオン充電池(1350mAh)を利用し、駆動時間はGPS機能使用時で約 5時間、未使用時で約12時間、サスペンドは21日間。本体サイズは幅69.6×奥行き24.15×高さ112.8mm、重量は約147g。OSは Windows Mobile 2003 Second Edition for Pocket PCを搭載する。ACアダプター、USBケーブル、車載用ホルダースタンド、車載用充電アダプター、イヤホン変換アダプター、ソフトケースなどが付属する。