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2006年戌年版 年賀状ソフト大全

2006年戌年版 年賀状ソフト大全

2005年11月15日 01時31分更新

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2006年戌年版 年賀状ソフト大全

 11月1日には年賀はがきも発売され、いよいよ年の瀬を迎える準備で見も心も慌しくなってきました。そこでここでは、一足先に年賀状作成に向けた各社の最新ソフトウェアをまとめて紹介。さらに弊社から続々刊行されるお手軽年賀状作成ムックも合わせて紹介していますので、年賀状作りに時間がかけられない、という忙しい皆さんはそちらも合わせて参照ください。きっとお役に立つはず!!

年賀状印刷関連の“特別企画”記事



読者アンケートから

 では早速、10月22日~28日の1週間に実施した、ASCII24読者の2006年戌年に向けた年賀状への意気込み、準備などを紹介していこう。

個人で出す年賀状についてお尋ねします。今年、はがきの年賀状を出しますか?
Q:個人で出す年賀状についてお尋ねします。今年、はがきの年賀状を出しますか?

 まず、今年出す年賀状についておよその枚数をたずねてみた。会社から出す年賀状ではなく、個人で出す枚数を聞いたところ、100枚以上が18.0%、50枚以上も18.6%とかなりの枚数を出す方が多いことが改めて分かった。ちなみに、同じ質問をちょうど1年前にもアンケートで聞いているが、こちらでも100枚以上が20.5%、50枚以上が22.0%と高い傾向にあり、電子メールや携帯電話が普及した今でも年賀状をやり取りする風習は根強く残っていることが分かる。

そのうち、いわゆる“インクジェットプリンター用年賀はがき”はどれくらいを占めますか?
Q:そのうち、いわゆる“インクジェットプリンター用年賀はがき”はどれくらいを占めますか?

 次に、自分で出す年賀状のうち、インクジェット用年賀はがきはどの程度使うのかを聞いてみた。日本郵便公社の公式ページによると、2006年用年賀はがきの発行枚数は約40億2000万枚で、そのうちインクジェットプリンター対応はがきは22億3000万枚。さらに今年は全国で“写真用年賀葉書”(60円)を販売するという。これは、昨年“インクジェット紙光沢年賀葉書”という名称で首都圏向けに試行販売されたものを改名/低価格化して全国販売するもので、フォト専用紙などと同じく印刷結果の表面が光沢(ツヤツヤ)になるもので、写真などを印刷した際の仕上がり・見栄えがよくなるという。

 そこで読者のインクジェットプリンター用年賀はがきの利用率は、やはり“ほぼ100%”と言う方が70.7%と圧倒的に多く、“まったく使わない”は16.5%にとどまる。100%インクジェット対応はがきと言う方は、まず間違いなくパソコン&プリンターで印刷し、まったく使わないと言う方は“手書き”を重視している方というわけ方ができそうだが、今年は上記の“光沢葉書”も出てくることから、ますますインクジェット対応年賀はがきの需要は高まりそうだ。

受け取った年賀状のうち、いわゆる“インクジェットプリンター用年賀はがき”はどれくらいを占めましたか?
Q:受け取った年賀状のうち、いわゆる“インクジェットプリンター用年賀はがき”はどれくらいを占めましたか?

 一方、今年の正月(すでに10ヵ月前のことだが)に受け取った年賀状について、インクジェットプリンター用年賀はがきがどの程度あったかを聞いてみたところ、“ほぼ100%”という方は5.1%にとどまるものの、“70~80%”が36.4%、“半分程度”の方も32.2%と少なくないことがわかった。上記のようにインクジェット対応はがきの出荷枚数が増えていることから、今年はこの傾向にさらなる拍車がかかりそうだ。

今年、パソコン用はがき印刷ソフトを購入しましたか(購入するつもりですか)?
Q:今年、パソコン用はがき印刷ソフトを購入しましたか(購入するつもりですか)?

 機能的にはほぼ飽和してきた感もある“はがき印刷ソフト”だが、干支のデータやはがきレイアウトの最新テンプレートなどを目的に、毎年バージョンアップを行なう人も少なくないだろう。ということで、今年もはがき印刷ソフトを購入したか(購入するつもりがあるか)どうかを聞いてみたところ、購入/バージョンアップの意向を見せた方は21.0%。購入しないつもりの方は43.6%で、まだ決めていないかたが22.8%という結果になった。

お使いのはがき印刷ソフトは以下のいずれかですか?
Q:お使いのはがき印刷ソフトは以下のいずれかですか? 今年使う予定のソフト(もしくは最近使ったソフト)をお教えください。

 では、どのソフトを使っている方が多いのか、具体的に聞いてみたところ、ASCII24読者の間では(株)クレオの『筆まめ』が最も多い20.4%、次いで(株)アイフォーの『筆王』、富士ソフトABC(株)の『筆ぐるめ』という順番になった。実際に使っているソフトのメリットを聞いてみると、“使いやすい/操作が分かりやすい”“住所録が使いやすい/インポートやエクスポート機能に優れる”“フォントが豊富”などの意見が多く寄せられた。

届いた年賀状はどのように管理していますか?
Q:届いた年賀状はどのように管理していますか?

 最後に届いた年賀状をどのように管理しているかを聞いてみたところ、“はがきのままで次の年賀状作成の時期まで保管しておく”が最も多い60.8%で、住所などをはがき印刷ソフトに入力・管理する方は22.2%にとどまる。いかに住所録が使いやすくても、そこにデータを入力する手間がかかるのは事実で、そうした面倒は年末の気ぜわしい時期だからこそできること。正月明けののんびりしたい時期に、再びはがき印刷ソフトを起動したくない、というのが多くの読者の本音なのだろう。言い換えれば、メーカーはこうした点をフォローする“ソリューション”が提案できれば、他社との差別化になりそうだ。


 さて、次ページでは、各社の最新はがき印刷ソフトの情報をまとめて紹介する。

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