サイズから、5インチベイを10段装備するスチール製ATXケース「BAY DREAM」が登場した。製造元はAerocoolで、同社ウェブサイトでは「Masstige」という呼び名の製品。ブラックとシルバーの2モデルが用意されている。
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5インチベイを10段装備するスチール製ATXケース「BAY DREAM」。製造元はAerocoolで、同社ウェブサイトでは「Masstige」という呼び名の製品だ |
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従来のケースとは反対側(フロントから見て右)のパネルを開閉してパーツ類を組み込む、いわゆる“BTX風”の内部 |
写真を見てお気づきの方もいるかもしれないが、この「BAY DREAM」の外観はメッシュが施されたフロントパネルに10段におよぶ5インチベイなど、すでに販売されているクーラーマスター製PCケース「CM Stacker」に大変似ている。BTX規格にも対応可能な「CM Stacker」と同様にAerocoolのウェブサイトではATX/BTX両対応をうたっているが、代理店サイズによると「今回の製品はATXのみ対応するモデル」となるようだ。
電源を背面下部に搭載する仕組みとなっており、拡張ベイは5インチベイ×10(うち3.5インチベイ×1含む)、3.5インチシャドウべイ×2と少なめだが、別途5インチベイ固定用のHDDマウンターが3セット付属するので、増設時の心配はなさそうだ。
さらに、標準で装備するケースファンが豊富なのもウリのひとつ。フロントとリヤに120mm角を1基ずつ、透明アクリル窓を備えたサイドパネルにはなんと3基もの80mm角ファンが並んで装備されている。今日から販売している高速電脳では、価格は1万2800円となっている。
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フロントのメッシュ。すでに販売されているクーラーマスター製PCケース「CM Stacker」に大変似ている | | マザーボードのネジ穴。AはATX、BはBTX用のネジ穴となるがBTXには対応していない |
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サイドパネルにはなんと3基もの80mm角ファンが | | 電源搭載部の底面もメッシュ仕様とすることで排熱にも考慮 |
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【取材協力】