シャープ(株)は27日、液晶カラーテレビ“AQUOS(アクオス)”のAシリーズの新製品として、1920×1080画素のフルスペックハイビジョンパネルを搭載した45Vインチの『LC-45AE5』、1366×768画素のハイビジョンパネルを搭載した26Vインチの『LC-26AD5』、854×480画素の22Vインチパネルを搭載した『LC-22AD5』の3機種を発表した。ハイビジョン対応の2機種を6月1日、22Vインチモデルを7月1日に発売する。価格は、『LC-45AE5』が65万1000円、ほかはオープン。編集部による予想販売価格は、『LC-26AD5』が29万5000円前後、『LC-22AD5』が20万円前後。
『LC-45AE5』 |
側面 |
『LC-45AE5』は、低反射の高精細フルスペックハイビジョン液晶パネルを搭載した最上位機種。コントラスト比が800:1、視野角が上下/左右170度のAVS方式低反射ブラックTFT液晶を採用し、輝度は450cd/m2。周囲の明るさに応じてバックライトの輝度を最適化するための“明るさセンサー”を搭載する。本体のデザインには、女性や若い世代を意識した柔らかで親しみのあるデザインを採用し、一体型とすることで省スペース&軽量化を図ったという。カラーはシルバーとブラックのツートン。チューナーは地上/BS/110度CSデジタル対応で、アンダースピーカー部(10.0W+10.0W)に内蔵されている。ちなみに、デザインはインダストリアルデザイナーの喜多俊之氏が担当したという。本体サイズは幅109.6×奥行き30.6×高さ80.4cm、重量は約35.0kg。ディスプレー部のみは幅109.6×奥行き11.8×高さ74.5cm、重量は約29.5kg。
接続端子は、コンポジットビデオ入力×4、S2映像入力×2、D4映像入力×2、HDMI入力(音声入力端子付き)、モニター出力、デジタル音声出力(光)、i.LINK(S400)×2、10/100BASE-TX、電話回線端子(56kbps)、ビデオコントローラー端子、各種アンテナ端子などを装備する。消費電力は315W(待機時0.5W)。バックライトの寿命は約6万時間。環境負荷物質の使用を廃止したほか、ノンハロゲン材のキャビネットの採用、再生材を20%混合した樹脂をスタンドベース部に採用するなど、環境に配慮した部材を採用しているという。
『LC-26AD5』は、1366×768画素のハイビジョンパネルを搭載した26Vインチモデル。『LC-22AD5』は輝度が500cd/m2のパネルを搭載したエントリーモデルとなる。