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シャープ、フルハイビジョン対応のインフォメーションディスプレー『PN-455』を発売

2005年03月23日 23時14分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は23日、解像度が1920×1080画素のフルスペックハイビジョン対応の45インチワイドを採用した業務用の液晶インフォメーションディスプレー『PN-455』を24日に発売すると発表した。価格はオープン。システムとして販売されるため、70万円前後で販売される見込み。

『PN-455』
『PN-455』

『PN-455』は、今後、2008年には業務用のインフォメーションディスプレー市場のうち約60%(80万台、民間調査会社調べ)が液晶インフォメーションディスプレーで占められるという予測を背景に市場に投入する製品。同社の液晶テレビ“AQUOS”と同じ亀山工場製のASV低反射ブラックTFT液晶パネルを利用しており、輝度は500cd/m2、コントラスト比は800:1で、高精細/高画質のデジタル映像を映し出せるのが特徴。視野角は上下/左右170度。マルチディスプレー(4面/9面)にも対応しており、拡大(エンラージ)機能も用意されている。

入力端子は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、デジタル(DVI-D)、コンポジットビデオ、Sビデオ、コンポーネントビデオ(アナログRGB兼用)、D4端子を装備する。業務用途向けの機能として、管理用パソコンからRS-232C経由で複数のディスプレーを一元管理する“ID設定機能”が用意されており、電源のON/OFF、入力切り替え、画面調整や設定が可能(約20台まで)。安全にも配慮したとしており、キャリングハンドルや仮置きスタンドが標準で装備されている。壁掛けや天吊りで設置するためのVESAフリーマウント(200mmピッチ)は6個所に用意されている。本体サイズは幅1089×奥行き96×高さ645mm、重量は約27kg。スピーカーは10W+10Wを内蔵する。電源はAC100Vで消費電力は312W。

同社では店舗の“液晶ショーウィンドー”や、街頭の“液晶ポスター”としての利用を提案するとしている。

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