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ナナオ、20.1インチのUXGA対応液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L887』を発売

2005年03月17日 19時49分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは17日、20.1インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L887』を4月7日に発売すると発表した。価格はオープン。

『EIZO FlexScan L887』
『EIZO FlexScan L887』(L887-GYとL887-BK)

『EIZO FlexScan L887』は、2003年10月9日に発表した20.1インチUXGA液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L885』の後継モデル。1600×1200ドット(UXGA)/1677万色表示に対応し、表示面積(横408×縦306mm)が21インチCRTディスプレーより大きいことから、主に21インチCRTからの買い替えを狙った製品。画素ピッチは0.255mm。視野角は上下/左右176度で、輝度は250cd/m2、コントラスト比は500:1。応答速度は20ミリ秒。表示する画像(テキスト/ムービー/sRGBなど7種類)に応じて最適な輝度/色温度に設定できる“FineContrast”や、それを自動で切り替える“Auto FineContrast”、8bitデータを10bitに多階調変換してから再び8bitに割り当てる“ガンマ補正”のほか、付属ソフトを利用して6色(赤/緑/青/黄/シアン/マゼンタ)の色相/彩度を同一画面内で別々に調整できる“6色独立調整”、CRT/ほかの液晶ディスプレーの色特性または色空間データを利用して色再現特性をエミュレーションする“色空間変換”などの機能を搭載する。起動から短時間で輝度を安定させる輝度ドリフトの補正と、温度環境/経年によるバックライトの輝度変化を補正するブライトネス補正を自動で行なう調光機能も搭載している。

インターフェースはアナログRGB(ミニD-Su15ピン)とデジタル(DVI-I29ピン)、USB 2.0(アップストリーム)×1ポートを装備する。水平同期周波数は、アナログが24k~94kHz、デジタルが31k~76kHzで、垂直同期周波数は、アナログが49~86Hz、デジタルが59~61Hz。電源はAC100~120V/200~240Vに対応し、消費電力は55W(節電時2W以下)。本体サイズは幅443.0×奥行き208.5×高さ446(最大528)mm、重量は約9.2kg。高さ調整は82mm。VESAフリーマウント(100mm)に対応し、盗難防止用セーフティーロック取り付け穴も用意されている。本体カラーには“セレーングレイ”(L887-GY)と“ブラック”(L887-BK)をラインアップする。製品には、アナログRGB用とデジタル用の2本のディスプレーケーブル、USBケーブル、ユーティリティーディスクが同梱される。

保証期間は5年間(液晶パネルは3年間)で、1年以内は出張修理にも対応する(最寄りのエイゾーサポートから公的交通機関で片道1時間以内の距離が目安)。

オプションとして、保護パネル『FP-801』(1万2600円)や各種アーム/スタンドが用意されている。

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