イーバンク銀行(株)は4日、スキミングなどの対策として、ATMからの出金可能時間帯を制限できるサービス“キャッシュカード出金のロック機能”の提供を13日に開始すると発表した。これにより、パソコンや携帯電話機から、必要な場合だけATMからの出金を行なえるようにすることが可能になるという。
同社では、順次機能強化を図り、地域/時間/金額/利用するATMを選んでロックを解除できるようにするとしており、残高照会や誤った暗証番号の入力があった場合に通知メールを即時送信する“ATM操作時の即時メール通知”、1日あたりのATM出金限度額を任意に設定できる“顧客によるATM出金限度額の個別設定機能”、取引時刻を秒単位まで表示する“入出金照会画面の取引時刻を秒単位まで表示”、IPアドレスを登録することでほかのパソコンなどから利用できなくする“個人向けIPアドレス制限機能”などの機能を4月に開始する予定。