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KDDI、衛星通信サービスに蓄積型双方向の“インマルサットDプラス”を追加

2004年06月18日 23時14分更新

文● 編集部

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KDDI(株)は18日、蓄積型双方向データ通信サービスとして、“インマルサット衛星”とインターネットを利用して陸上のパソコンなどとの通信が行なえる“インマルサットDプラスサービス”を21日に開始すると発表した。通信料金は月額4000円(免税)。免許の種類により使用契約料金(一時金)は異なり、第3種使用契約の場合が1万5750円。

サービス利用イメージ
サービス利用イメージ

SOLAS条約(海上人命安全条約)による国際船舶・港湾保安法が7月1日に施行され、国際航海船舶などに自己警備としての船舶保安警報装置(SSAS)の設置が義務化される。インマルサットDプラス端末はこのSSASに対応していることから、“インマルサットDプラスサービス”をSSASの船舶・陸上間の通信手段として利用できるとしている。また、GPSを標準装備しており、船舶の動態管理や遠隔監視などにも利用できるとしている。位置を通知する“デイリーポジションレポート”(24時間で2回/4回/6回のいずれか)を付加機能として月額1500円(免税)で提供する。

船舶警報装置
インマルサットDプラス端末を利用した船舶警報装置

同社ではインマルサットDプラス端末が小型軽量であるうえ設置も容易で、料金も定額制であることから、多くの利用を見込んでいる。

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