NECフィールディング(株)は19日、OSとしてWindows 98 SE/Meを搭載したNEC(日本電気)製のパソコンをWindows XPにアップグレードするためのサービス“Windows XPアップグレードサービス”を20日に開始すると発表した。7月16日までの期間限定で提供する。料金は3万6540円。“専用受付Web”で販売する。
“Windows XPアップグレードサービス”は、ユーザーのパソコンにWindows XPをインストールし、個別に必要となるアップデートモジュールを適用するとともに、OS固有の不具合やセキュリティーホールを修正する“Windows Update”の適用の後、動作確認まで行なうサービス。オフィスソフト『Microsoft Office』がプレインストールされている機種については、Officeのインストールとアップデートも実施する。アップグレードに使用するOSは『Windows XP Home Edition アップグレード版』となる。
オプションとして、Windows XPを快適に利用するために、メモリーの増設などを同時に行なう追加メニューを用意する。基本メニューは、メモリーを128MB増設する“Windows XP+メモリ(128MB)アップグレードパック”と、256MB増設する“Windows XP+メモリ(256MB)アップグレードパック”の2種類。料金は、128MBが4万1790円、256MBが4万8090円。このほか、オプションメニューには、HDDのアップグレード(大容量化)サービス、Windows XP Professionalへのアップグレード、CD-R/RWライティングソフト(読み込み・書き込みソフト)のインストール、オリジナルバックアップCD-ROM作成、訪問サポート(Windows XPでのインターネット設定、周辺機器設定)なども用意するとしている。