カノープス(株)は17日、ハイビジョン編集システム『HDWS-1000(えいちでぃいだぶるえす せん)』に、新方式のコーデック“Canopus HQ Software Codec”を採用した機能強化版を6月中旬に発売すると発表した。価格は430万円(税別)で、従来と同じ。
『HDWS-1000』 |
『HDWS-1000』は、1月に発表したハイビジョン編集システムで、放送局や編集プロダクション向けの製品。新たに採用するコーデック(画像圧縮/伸張方式)の“Canopus HD Software Codec”は、ソフトウェアでリアルタイムにHD解像度の信号を処理できるのが特徴。編集を行ないやすいフレーム内圧縮方式を採用しており、約7分の1に圧縮できるとしており、ビデオ編集ソフト『EDIUS Professional』で複数ストリームの同時デコードを行なったり、リアルタイムでフィルターを適用したりできるようになったという。
なお、『HDWS-1000』のユーザーには無償アップグレードを実施するとしている。