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サムトータル・システムズ、eラーニングスイート『SumTotal Enterprise Suite V7.0』を発表

2004年03月30日 21時55分更新

文● 編集部

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ドーセント(株)は30日、米ドーセント(Docent)社と米クリック・トゥー・ラーン(Click2Learn)社の対等合併による社名変更を受けて、日本法人の名称を“サムトータル・システムズ株式会社”(SumTotal Systems)に変更すると発表した。併せて、eラーニング/LMS(Learning Management System)スイート製品『SumTotal Enterprise Suite(サムトータル エンタープライズ スイート) V7.0 日本語版』を発表した。

同社のコーポレートスローガンは“Accelerate Performance. Accelerate Profits.”(パフォーマンスの加速で、収益力を加速)で、顧客企業の収益拡大に直結するラーニングソリューションの提供に努めるとしており、社名は、「『トータル(Total)なスイート製品』の提供により、『利益の累計(Sum)』である企業収益基盤を向上させることを第一の使命と考えている」ことに由来するという。

『SumTotal Enterprise Suite V7.0』は、次世代のeラーニング/LMS(学習管理システム)統合ソフトで、トレーニング管理からコンテンツの開発/配信管理、学習効果分析、コラボレーション、評価基準設定、モバイルアクセス、 ナレッジ共有管理までを行なえるのが特徴。

モジュールとして、トレーニングの計画/実施/評価を統合管理する『TotalLMS』、コンテンツの開発/配信管理を行なう『TotalLCMS』、ラーニングとビジネスパフォーマンスの関連を多次元分析する『TotalDashboard』、バーチャルカンファレンスが可能なコラボレーションツール『TotalVCS』、部門/グループレベルでの社員の目標や評価基準をスキルに応じて設定し支援するツール『TotalPerformance』、コンテンツ配信サーバーと非同期の連携を行なうモバイルアクセス機能を持つ『TotalAccess』、ラーニングプロセスで蓄積される情報をリポジトリーとして管理するためのナレッジベースを構築する『TotalInformation』、ナレッジ共有を行なうためのコラボレーションツール『TotalCollaboration』が用意されている。

ユーザーインターフェースとしてウェブブラウザーに対応しているほか、アプリケーションサーバーはIISとWindows 2000 Server、Windows Server 2003をサポート。データベースはOracle、SQL Serverに対応。eラーニングコンテンツは業界標準である“SCORM”と“AICC”をサポートする。フレームワークはWebサービス(J2EE、.NET)をサポートし、Centra、WebEx、Interwise、NETg Content Serverなどについてはビルトインでサポートするという。

『SumTotal Enterprise Suite V7.0』は、今年の下半期に販売を開始する予定。なお、旧ドーセントの『Docent Enterprise V6.x』と旧クリック・トゥー・ラーンの『Aspen V2.0』以降のバージョンのサポートを2007年まで延長することも発表した。

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