(株)アイフォーは5日、ブロードバンド環境高速化ソフト『ADSL Ninja 3 for Windows(エーディーエスエル ニンジャ スリー フォー ウインドウズ)』『CATV Ninja 3 for Windows(シーエーティービー ニンジャ スリー フォー ウインドウズ)』『FTTH Ninja 3 for Windows(エフティーティーエイチ ニンジャ スリー フォー ウインドウズ)』の3製品を26日に発売すると発表した。新開発の“RWINオプティマイズ機能”を搭載したことでダウンロードの高速化を図ったのが特徴。価格は各4980円。
『ADSL Ninja 3 for Windows』 |
『ADSL Ninja 3 for Windows』は、ADSL回線の高速化が進んだことから従来の“高速化ソフト”を見直し、最もユーザーに望まれているのがダウンロードの高速化であるという調査結果から、新機能として“RWINオプティマイズ機能”を開発し、搭載したのが特徴。これは接続するサイトごとに“RWIN(Receive Window)”(TCP/IPの受信確認を送信する間隔をバイト数で示す値)を最適化するもので、他社製品を含む従来のソフトでは対応していない機能。調査を委託したという(株)マーケティングスペース花傳舎のデータによれば、ADSL Ninjaの場合、Celeron-600MHz/128MBのメモリー/Windows XP Home Edition/フレッツ・ADSL/@niftyの組み合わせで、約3.69倍に高速化され、他社の2.20倍/1.20倍/1.35倍と比べ、最も高速化されたという。
『ADSL Ninja 3 for Windows』(オプション設定画面) |
ブロードバンド接続時に一度に送受信するデータの大きさと、送受信時のエラーチェックの頻度を決定するパラメーターを計測のたびに過去の数値と比較し、最適値を自動設定する“BBチューナー”や、バナー広告の可能性の高いデータを自動判別し、ダウンロードしない設定にすることで表示を高速化する“バナー広告カット機能”や、ポップアップ広告を表示しない“ポップアップ広告カット機能”、独自アクセスプログラムで並行して複数のDNSサーバーにアクセスすることでウェブページの表示を高速化する“DNS高速化”、送受信の空き時間を利用してアクセスが想定される情報をDNSサーバーから事前に取得することでリンク先ページの表示を高速化する“DNS先読み解決、DNSサーバーから取得した情報を保存し、効率的に更新する“DNSキャッシング”などの機能も搭載している。タイムサーバーに接続し、パソコンの時刻設定のずれを自動修正する“パソコンの時刻あわせ機能”なども搭載する。
『CATV Ninja 3 for Windows』 | 『FTTH Ninja 3 for Windows』 | |
製品パッケージ |
対応OSはWindows XP/Me/98/2000。Windows標準のインターネット接続環境に対応する(USB接続タイプのADSLモデムを除く)。