世界最小最軽量のHDD音楽プレーヤ
|
---|
写真1 曲データの転送はUSB 2.0 Hi-Speed対応なので、1アルバム当たり30秒程度と速くて快適。 |
|
---|
薄くカッコよくなった最新モデルが登場 アップルコンピュータ「iPod 15GBモデル(M8946J/A)」レビュー |
およそApple社製品とは縁のなかったユーザーまでも、皆が皆iPodを買いに走る。そんなハードディスク音楽プレーヤ市場に期待の新星が登場。世界最小76.5(W)×12.7(D)×89.5(H)mm、最軽量138gというボディをひっさげて東芝gigabeatが2代目となった。
1.8型HDD内蔵という点ではiPodと同じで、幅こそ14.7mmほど大きいものの、3mm薄く、14.0mm背が低く、20g軽い(iPod 15GBとの比較)。ドコモのカメラ付きケータイSO505iと比べても7gほど軽い。サイズといい、アルミ合金ボディといい、持った感覚はMDプレーヤのそれに近い。
|
---|
写真2 メニュー操作はジョグボタンと3つのボタンで行うが、小さくて押しづらく、逆にポケット内ではジョグボタンが引っかかって誤操作しやすいのが難点。 |
専用の音楽ファイル転送ユーティリティがバージョンアップし、自動的にアーティスト別やアルバム別にプレイリストを作ってくれるようになったので、曲を探してフォルダ間をうろうろする頻度が減ったのはうれしい。音質も上々。ただ、残念ながらボディの質感やタッチホイールの使い勝手、光るボタンのギミックなどの面でiPodに及ばない、というのが正直な感想。サイズ面以外でのiPodにはマネのできないココ!という特徴がなにか欲しかったですな。とはいえ、PCの外部ハードディスクとしても使えてこのサイズ、この機能。いまMDで音楽を聴いているユーザーならこのコンパクトさ、軽量さは圧倒的に買いだ。
|
---|
写真3 20GB HDDには5000曲ほど、アルバムにして約500枚入ることで何もかも許せる気がするのだが……。 |