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ザウルス SL-C860

ザウルス SL-C860

2004年01月05日 00時32分更新

文● 宇野 貴教

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ザウルス SL-C860

シャープ

6万9800円(SHARP PC ONLiNE価格)

ザウルス SL-C860
写真1 「ザウルス SL-C860」の“インプットスタイル”。
“Sharp Online on ASCII”
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「SL-C860」は手のひらサイズながら640×480ドットのシステム液晶を搭載したPDA“ザウルス SLシリーズ”の最新モデルである。SLシリーズは、本体サイズが120×83×23.2mmとスーツのインナーポケットにすっぽり収まるサイズでありながら、3.7インチの液晶ディスプレイを搭載し640×480ドット表示が可能、適度に使いやすいサイズのキーボードを装備するなど、入出力デバイスが充実した人気PDAだ。この「SL-C860」はSLシリーズの3代目モデルとなる。



ミニチュアノート? PDA?
使い方はあなた次第

“ビュースタイル”写真2 縦型の“ビュースタイル”。

 「SL-C860」はノートPCのような横型“インプットスタイル”と、一般的なPDAのような縦型“ビュースタイル”を切り換えることができる回転型液晶パネルを装備する。テキスト入力でキーボード操作が必要ならインプットスタイル、スケジュールやメールの確認といった閲覧のみで済む作業はビュースタイルと、用途に応じて使いやすい方に切り換えて利用できる。

前面 底面
前面。底面。
写真3、4 液晶パネルを裏にしてカバーを閉じた状態の本体前面、および底面。SL-C860は底面の拡張バッテリ(黒いジャケット部)を標準搭載している。

 インプットスタイル時は横長とビュースタイル時では縦長と液晶の向きが異なるが、これはパネルを回転させると自動的に切り替わる仕組みだ。インプットスタイル時はキーボードでの操作がメインとなるが、このキーボードはQWERTY配列なのでPCユーザーであれば特に違和感なく利用できるだろう。キーピッチは10.75mmで、両手でホームポジションをキープしながらタイプするには厳しいけれど、筐体を持って親指タイプにはキーサイズ、キーの間隔、クリックの固さのいずれも絶妙な使いやすさを持っている。

“ビュースタイル”
写真5 SL-C860のキーボード。キーピッチは10.75mm。

 ビュースタイル利用時は、付属のスタイラスを使ってのタッチ操作がメインとなる。左手に持ったときの親指部分に上下スライド式のカーソル移動スイッチと2つのクリックボタン、液晶下部にアプリケーション呼び出し用のショートカットアイコンが用意されており、操作性はすこぶるよい。

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