西日本電信電話(株)は25日、フレッツユーザー向けの映像/音声やテキストによるブロードバンドコミュニケーションサービス“フレッツ・コミュニケーション”を、UPnP(Universal Plug and Play)機能を搭載したブロードバンドルーターに接続したパソコンから利用できるようにするソフト『フレッツ・コミュニケーションツール』の提供を3月4日に開始すると発表した。
ブロードバンドルーター利用イメージ |
これまで“フレッツ・コミュニケーション”では、ルーターを利用した場合、相手先のパソコンがルーターのIPアドレスを認識できないため、サービスを利用できなかったが、今回提供する『フレッツ・コミュニケーションツール』を利用することにより、UPnP機能を搭載したブロードバンドルーターでサービスが利用できるようになる。ただし、対応OSはWindows XPで、ルーターに接続されたパソコンで同時に利用できるのは1台のみ。また、アプリケーション連携機能は利用できないという。同ソフトは、新規にフレッツ・コミュニケーションを申し込むユーザーには無料でCD-ROMを配布する。既存のユーザーには、ホームページからのダウンロードで提供する。
対応するブロードバンドルーターは、モデム内容の機種が『Web Caster 600MN』『同 600MS』『同 610M』『同 FT6000MSワイヤレスセットC』で、モデムなしの『Web Caster BAR HG』。詳細はウェブサイトに掲載する。