ポリコム(株)は20日、グループ用のハイエンドテレビ会議システム『ViewStation FXシリーズ Ver4.2 MPPlus』と『VS4000シリーズ Ver4.2 MPPlus』を同日付けで発売したと発表した。
『ViewStation FXシリーズ Ver4.2 MPPlus』 |
『ViewStation FXシリーズ Ver4.2 MPPlus』はカメラ一体型のセットトップ式テレビ会議端末で、『VS4000シリーズ Ver4.2 MPPlus』はカメラが別売りとなったコーデックスタイル。
今バージョンからはISDNとIPでの混在接続が可能になり、たとえば東京―大阪間ではISDNで、東京―福岡間ではIP接続で三者会議を開くことができるという。
また、ダイアルインでの会議参加が可能になったほか、会議参加のためのパスワードが設定できる“パスワードプロテクション機能”、すべてのダイヤルインを受け付けないようにできる“Do not disturb機能”、接続スピードの調整を自動で行なう“自動ダウンスピーディング”が追加されている。
また、既存の機能については、パソコンのデータをリアルタイムで送信する“データコラボレーション機能”が、接続方式がISDN/IP接続に関わらず多地点接続先のすべてへ、または各接続先から拠点へと、画像とデータのデュアルストリーム配信ができるようになった。
そのほか、“簡易ストリーミング機能”、QoS対応、パケットロスの数値が10%以下の場合、画質を保ったまま通話できる“Polycom Video Error Concealment”の機能も継承して搭載されている。
価格は、『ViewStation FXシリーズ Ver4.2 MPPlus』と『VS4000シリーズ Ver4.2 MPPlus』共通で、IP(H.323)専用が328万円、IP/ISDN-4BRI仕様とIP/V.35仕様が368万円、IP/ISDN-PRI仕様が418万円。