ゼッタテクノロジー(株)は28日、相手のパソコンを自分のパソコンからコントロールできるソフト『リモコン倶楽部スクールエディション』の専用コントローラー、『クイックコントローラー』を30日に発売すると発表した。また、同時に『リモコン倶楽部スクールエディション』をVer4.1にバージョンアップして発売する。価格はそれぞれオープンプライス。
『クイックコントローラー』 |
『リモコン倶楽部スクールエディション』は、生徒のパソコンの電源のオン/オフや授業で使用するアプリケーションの起動、先生の画面をお手本として表示するマルチウィンドウや生徒マシンなどの管理ができるソフト。
Ver4.1からは、マルチディスプレーに対応したグラフィックスカードをセットして、もう1台ディスプレーを接続させると、先生用の“先生マネージャ”画面を別のディスプレーに表示させながら、通常のディスプレーでWordやPowerPointなどのソフトを操作、画面を転送できるようになったほか、Windows XP/2000/NT 4.0(SP3以降)でオートログオンができるようになった。
『クイックコントローラー』はこれらの動作をボタンひとつで操作するための専用コントローラーで、アプリケーションの監視やキーボード/マウスの一斉ロック、生徒画面のブラックアウトなどの操作がボタンを押すだけで行なえる。パソコンとUSBで接続し、本体サイズは幅100×奥行き215×高さ28mm、重量が500g。コード長は1900mm。
『リモコン倶楽部スクールエディション』は動作環境として、対応OSがWindows XP/2000/NT 4.0(SP3以降)/Me/98、Pentium-200MHz以上のCPUを持ち、64MB以上のメモリー、HDDに5MB以上の空き容量が必要。『クイックコントローラー』の動作環境は、『リモコン倶楽部スクールエディション』の動作環境に準ずる。