(株)ピーアンドエーは12日、ドロー系のグラフィックスツール“Expression”の最新バージョンとなる『Expression 3J』を8月9日に発売すると発表した。これは、『Expression 2』のダウンロード販売開始後のユーザーの要望に応えて投入するもの。価格は2万4800円。『Expression 3J・乗換版』と『Expression 3J・アカデミック版』がともに1万9800円。
『Expression 3J』 |
『Expression 3J』は、中国(香港)のCreature House社が開発したグラフィックスソフトで、ベクトルオブジェクトやビットマップオブジェクトからブラシを作成する“スケルタル・ストローク”を採用しているのが特徴。最新版となる3Jでは、自然ににじんだような効果やちぎり絵のような効果を利用できる“フリンジ(縁取り)機能”、形状や変化を自由に設定できる“効果線パレット”、星型や渦巻きなどを1回ドラッグするだけで作成できる“くるくる回る星型ツール”、反射マップを利用した金属光沢などを利用できるようになった。また、PNG形式の画像ファイルの読み込み/書き出しにも対応した。
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対応OSは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP、Mac OS 8.6~9.2、Mac OS X 10.1以上。ハイブリッドCD-ROMで提供するが、WindowsかMac OSのどちらか1ライセンス分の利用となる。英語、仏語、独語、日本語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語の7つの言語版を用意するという。