「いやぁ、商売あがったりですよねぇ」「まぁ、4年に1度くらいならいいんじゃないでしょうか。今日に関しては(売り上げが上がらないことは)もう諦めてますよ(笑)」「ていうか、仕事してる場合じゃないでしょ(笑)」
達観する人、諦める人、いっしょに盛り上がろうとする人など、各ショップ店員にもさまざまな人間模様の見えた14日。FIFAワールドカップ予選を日本代表が通過するかどうかの掛かった大事な対チュニジア戦が行われた時間帯、アキバでは臨時街頭テレビがそこかしこで設置され、多くの人がモニタの前に釘付けとなっていた。試合時間中のアキバは閑散とし、試合を映すモニタの前以外、店内はものの見事にガラガラ。モニタに群がっている人だかりをよく見てみると、中には仕事中であるハズの某代理店営業マンや某ベンダ営業マンの姿が…。
試合終了直後。皆はにかむように微笑んで、軽く拍手が起こる |
2-0で勝利し、日本代表が見事予選の1位通過を決めた試合終了後、なにか始まるのかと思いきや、ぱちぱちぱちと軽く拍手が起こっただけですぐに蜘蛛の子を散らすように人が捌けていった。ちなみに多くのショップが決勝トーナメントでも日本戦は放映するとしているので、買い物はしたい、でも日本代表も気になるという人も、安心してアキバへどうぞ。
試合中には“勝利祈願特価”、予選突破決定後は“決勝リーグ行きおめでとう特価”を行うショップも現れた |