先日、「Blizzard XP」と「Blizzard XP+」といったCPUクーラーを久々に出したエヌ・ワイ情報通信だが、今度は、マニア向けの製品を投入してきた。
「Blizzard P3T」がそれで、もちろん全銅製のヒートシンク(ファンは付属しない)。しかし、これまでの同社の製品と違って、フィンが全てサイドに伸びているのが特徴。同社によると17枚のフィンを使っており、スリット数は24になっているという。基本的にはサイドから風を当てるファンレス構造になっており、風の当て方で性能が変化するCPUクーラにあっては使用する人のスキルが要求される製品。マニア向けと言ったほうがいいかもしれない。「冷却効果を考えるとフィンを高くしたかったが、高さには制限がある。そのため、サイドに無数にフィンを広げる形にした」と同社では話している。
サイズは58(D)×58(W)×67(H)mmで重量は670g。Blizzard P3TはPentiumIII、Celeron用で今週土曜日から店頭に並ぶ予定(予価:4480円)。だが、取り付け金具を変更したAthlon用の「Blizzard XPT」も近日中に販売となる。
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