ECSから“Apollo P4X266A”チップセット搭載マザーボードで、ニックネーム「サムライの英断」こと「P4VXAD v2.0」が登場。昨年10月に登場した“Apollo P4X266”マザーボード「P4VXAD」の後継にあたる製品で、実売価格は1万500円~1万979円と安価だ。FSB 133MHz版Pentium 4公式対応マザーボードが登場し、タイミングとしては遅めだと言わざるを得ないが、安価なPentium 4用マザーボードとしての価値は決して低くないだろう。サムライの英断というニックネームについて現在のところ日本エリートグループから説明は行われていないが、この時期にこの価格で投入することを“英断”としたのかもしれない。
South Bridge上には「ATA133」と書かれたシールが貼られている |
拡張スロットはAGP×1、PCI×5でPC2100 DDR SDRAM対応DIMMスロットは3本。South Bridge“VT8233A”によってUltra ATA/133に対応し、Realtek製のネットワークコントローラも搭載しており、値頃感はかなり高い。このほか特徴としては、Pentium 4マザーボードおなじみのATX12Vを用意しておらず、ATX 10ピンコネクタのみで動作する点が挙げられるだろう。なおFSB設定、VCore設定に関する詳細は不明。
価格 | ショップ |
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\10,500 | コムサテライト3号店 |
\10,800 | 高速電脳 |
\10,979 | TSUKUMO eX. |