“何かと話題のCD-RWドライブ”でおなじみのLite-Onから、珍しく外付け型のCD-RWドライブが登場した。型番は「LXR-24101A」。5インチベイ内蔵型ドライブを外付けケースに収めて…という方式ではなく、専用設計の純然たる外付けドライブだ。
CDトレイの蓋は電源が入っていないと開かない仕組み |
外付け専用設計ドライブといえばヤマハの「CRW-70」、アイ・オー・データ機器の「CRWP-i24B/US2」などポータブルCDプレーヤのようなコンパクトな製品が思い浮かぶ。しかしこのLXR-24101Aはサイズで152.0(W)×198.0(D)×44.3(H)mmとポータブルと呼ぶにはやや大きく、その上ほぼ全て曲面で構成されたデザインのためさらに大柄に見えてしまう。
これが“i・CONNECTもどき”変換ケーブルだ |
スペックは書き込み最大24倍速、書き換え最大10倍速、読み出し最大40倍速、バッファ2MB。インターフェイスはUSB2.0だが、ユニークなのはその接続方法だ。本体にはUSBではなく36ピンSCSIのようなコネクタが設けられており、同梱のUSB2.0コネクタへの変換ケーブルを接続しPCとつなぐというもの。つまりは、アイ・オー・データ機器の“i・CONNECT”と同じような仕組みというわけだ。そのとおりLite-Onのウェブサイトを見る限りではUSB1.1、IEEE1394、PCMCIAなどへの変換ケーブルも存在するもよう。
また、バッファアンダーラン防止機能“SMART-BURN”(Smart Monitoring & Adapting Recording Technology for BURNing)、音楽CDなどのリッピング時に適切な読み出し速度を自動的に設定して読み出しエラーの減少に寄与するという“SMART-X”を搭載しているのは内蔵型ドライブと同じだ。
背面。中央のコネクタが変換ケーブル用コネクタ | ACアダプタへとつながる電源コネクタはPS/2形状。このあたりが台湾メーカーらしい |
ちなみにLite-Onといえば…ということで気になる“あの機能”だが、こちらの詳細は不明、ショップ側でも4日現在未検証とのこと。
価格はフェイスで2万1700円。
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