先日、2月中旬発売予定とお知らせしていたIwill製のデュアルXeon対応マザーボード「DP400」が予定よりも若干早くデビューした。DP400が搭載するWTX-PS2規格に対応したミネベア製430W電源がセットで、実売価格は8万4800円~8万8800円(単品販売されているショップのみ調査)。単品販売されれば少なくとも2万円以上の値が付けられるミネベア製電源がセットになったi860チップセット搭載マザーボードが8万円台中後半というのは極めて安価だとして、これからデュアルXeon環境を構築したい“ハイエンド予備軍”を中心に発売前から注目されていた製品だ。
WTX-PS2電源コネクタ | Iwill製i860マザーボード2製品「DX400-SN」「DP400」専用というシールが貼られたセットの430W電源 | 電源の出力スペックシール |
Prestoniaコア版Xeon対応をうたう、パッケージに貼られたシール |
Prestoniaコア版Xeon対応をうたうパッケージを開けると、ボードは1月下旬から展示されていたものと基本的には同じようで、外観上の差はとくにない。拡張スロットはAGP Pro×1、64bit/66MHz PCI×2、32bit/33MHz PCI×3。RIMMソケットのすぐ近くに、FSBをジャンパから100/133MHzで切り替えると推測できる、意味深なシルク印刷があるのも展示品どおりだ。
100/133MHzの設定をうかがわせるシルク印刷。もっとも、この“JP2”はボード上に確認できないのだが… |
パッケージには、CPUクーラーのリテンションを取り付けるための板が2つ用意されている |
Hyper-Threadingのオン/オフについて触れているマニュアル |
BIOSからはPrestoniaコア版Xeon用にHyper-Threadingのオン/オフの切り替えが可能となったほか、FSB設定も行えるようだ。ただし、現在のところ英文マニュアルが付属せず、日本語の簡易マニュアルしか用意されていないため詳細は不明。パッケージにはおわびと後日送付する旨が記載されたペーパーが封入されている。
英文マニュアル非同梱をわびるペーパー |
価格 | ショップ |
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\84,800 | クレバリー1号店 高速電脳 |
\87,800 | USER'S SIDE本店 |
\88,000 | ぷらっとホーム |
\88,800 | TWOTOP 1号店 |
\220,157 | TSUKUMO eX.(Xeon-2GHz×2とのセット) |