(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリとダブルクリック(株)は25日、ダブルクリックの『AdServer』の販売、サポート、および保守を富士通SSLが行なうことで提携したと発表した。
『AdServer』は、インターネット上のコンテンツや広告の配信および、管理などを行なうソフト。ウェブの閲覧者に対していつも同じコンテンツを表示するのではなく、閲覧者の情報に応じて内容を選択して表示できるのが特徴。富士通SSLは、同製品をウェブマーケティング商品として位置付け、同社ですでに開始しているサービスと連携していくとしている。
なお、ダブルクリックは、今回の提携により、富士通SSLの技術力とサポート力を背景に、サポートや保守を充実させる。また富士通SSLは、ECサイトやエンターテイメントサイトを運営する企業をターゲットに販売を行なっていく。そのほか、両社は共同でセミナーの開催や販売促進のプロモーションも行なうとしてる。富士通SSLでは初年度の売り上げとして、AdServerのライセンス供与のみで約1億円を見込んでいるという。