ダブルクリック(株)は1日、コンテンツや広告の配信管理を行なうためのソフト『DART Enterprise 5(ダート エンタープライズ ファイブ)』を発表した。これは、『AdServer』として販売されていた製品の名称を変更した最新版となる。
『DART Enterprise 5』では、リッチメディア対応のテンプレートを含む“クリエイティブ・テンプレート”のほか、コンテンツや広告内の複数のイベントを別々に分析できる“マルチ・イベント分析”が追加された。また、カスタマイズ用の新APIを実装し、企業のビジネスワークフローシステムとの統合も可能になった。そのほかフォールトトレランス(障害耐久)機能も装備しており、ミッションクリティカルな用途でのノンストップ稼働にも対応したとしている。
同社は、ウェブサイトを運営している企業向けに販売するとしており、国内では、ライコスジャパン(株)などが導入を決定したという。今年度に約40社の新規採用と、旧バージョンからの移行を見込んでいる。
