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日本チボリとアルゴ21がMSP事業で協業強化

2001年07月17日 16時51分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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日本チボリシステムズ(株)は、同社の管理システム製品に関する戦略、および(株)アルゴ21とのMSP(マネージメントサービスプロバイダー)事業における協業強化に関し、記者発表会を行なった。

記者会見出席者
左から、米チボリシステムズ社ゼネラルマネージャーのRobert LeBlanc氏、日本チボリシステムズ(株)代表取締役社長の中畑恒夫氏、(株)アルゴ21代表取締役社長の大岡正明氏。アルゴ21の大岡社長は「チボリのMSPソリューションは高性能で導入も迅速に行なえる」とコメント

発表会で、米チボリシステムズ社のゼネラルマネージャーであるRobert LeBlanc(ロバート・ルブラン)氏は、「われわれはセキュリティー、コンフィギュレーション&オペレーション、パフォーマンス&アベイラビリティー、ストレージの4分野にフォーカスし、これらを統合したインテリジェントなビジネスシステム管理ソリューションを提供する」と語り、チボリシステムズが提供する新製品について説明した。

業務システム管理ツール『Tivoli Business Systems Manager v1.5』は、既存のモニタリングツールと連携し、エンドツーエンドのインフラストラクチャー管理が可能。オートディスカバリー機能により、システムの構成要素を自動的に把握できる。本日発売で、価格はネットワークやシステム構成によって異なるという。

ストレージ管理ツール『Tovoli Storage Manager V4.2』は、自動バックアップ機能を搭載し、バックアップおよび自動復旧作業が可能となった。31日発売で、価格はサーバー1台当たり24万5000円から。

また同氏は、パーソナライズアクセスツール『Tivoli SecureWay Policy Director』が、iモードのアプリケーションやデータへアクセスする際のユーザー認証およびアクセス許可テストに成功したことも明らかにした。これにより、iモードからTivoli SecureWay Policy Directorを利用して各種ビジネスアプリケーションやサービスにアクセスできるとしている。

さらに、日本チボリシステムズの代表取締役社長である中畑恒夫氏は、日本チボリシステムズとアルゴ21とのMSP事業における協業強化について説明した。

両社は、中堅市場向けMSP事業を拡大するため協力体制を強化、現在アルゴ21が展開しているチボリ統合運用管理インフラをベースとしたMSPサービス事業の共同マーケティングを行なう。また、チボリシステムズはアルゴ21に対し技術支援体制の強化も図り、将来的にはMSP製品を共同で開発する予定という。

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