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松下電子工業、8倍速CD-R/RW対応のホログラムユニットを開発

2000年12月15日 20時15分更新

文● 編集部

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松下電子工業(株)は13日、CD-R/RW装置の光ピックアップに用いられるすべての受発光素子を一体に集積した、8倍速記録用CD-R/RW対応のホログラムユニット『8倍速記録用CD-R/RW対応 ホログラムユニット』を開発、下旬に量産出荷を開始すると発表した。サンプル価格は3000円。

製品写真
『8倍速記録用CD-R/RW対応 ホログラムユニット』

『8倍速記録用CD-R/RW対応 ホログラムユニット』は、シリコン受発光素子基板上に45度マイクロミラー面を作りつけ、発光素子(半導体レーザー)、受光素子、受光素子用電流・電圧変換アンプを二次元的に実装した独自の集積化ユニット“二次元面実装型受発光ユニット”を採用。これにより、光学部品点数を6点から1点に削減でき、厚さも従来比で3分の2の3.5mmにできたという。

レーザー内部の光吸収損失を抑制した独自の“実屈折率導波型レーザ構造”や、高増幅率の“多重量子井戸活性層”を採用したことにより、動作電流を従来比30パーセント減を実現したという。

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