バンダイの次世代携帯ゲーム機「ワンダースワンカラー」が9日に発売となった。今回注目されるのは、何といっても限定ホワイトカラーの本体と、専用ソフト「ファイナルファンタジー」(以下、FF)をセットにした12月だけの限定発売製品「ワンダースワンカラーファイナルファンタジー同梱版」(価格9999円)だ。秋葉原/新宿各店舗の、発売日当日の様子をレポートしよう。
秋葉原は同梱版が1時間程度で完売
同梱版目当てにラオックス前に並ぶ人たち。圧倒的に10~20代男性が多い |
秋葉原のラオックス ザ・コンピュータGAME館は午前9時より発売開始。同梱版を買い求める人が前夜から並び始め、開店前には200人以上の長蛇の列となった。ラオックスでは開店前に整理券を配布し、整理券と交換で製品を販売した。最初の列は20分ほどではけてしまったが、その後も店内には製品の在庫があったため、引き継ぎ一般売りが行なわれた。たまたま店の前を通りかかり、呼び込みの声に誘われて同梱版を購入できたラッキー(?)な人も少なくなかったようだ。結局品切れとなったのは10時15分過ぎだった。
ラオックス2Fのレジの様子。2Fに客を入れる段階で人数制限を行なっていたので、レジ前はさほど混雑していない |
ラオックス店頭前では実機によるデモも行なわれ、通りがかった人たちが熱心に見入っていた |
開店直前のソフマップ店頭前。並んでいるわけではないが、大勢の人たちが開店を待ち構えている |
一方、秋葉原のソフマップ本館 アミューズメント館は、同梱版に関しては完全事前予約制を取ったため、早くから列ができることはなかったが、それでも10時30分の開店間際は多くの人が待ち構えていた。1階レジで予約者向けに同梱版の引き換え、2階レジで通常版の本体やソフトを販売したため、レジの混雑もさほどではなかった。ソフマップの全国ほとんどの店舗では、同梱版は予約販売のみだったが、先ごろオープンしたばかりの梅田店と厚木店は事前に予約が取れなかったため、本日同梱版も一般売りを行なったという。秋葉原で朝購入できなかった人は、急いで厚木に行けば買えたかも?
通常カラーのワンダースワンを販売する2Fレジ横には注意書きが。メーカーの生産が追いつかなくなり、一般売り分が間に合わなくなったとのこと |
こちらは1Fレジ。同梱版の予約者に製品を引渡している横で、新型PS2の引渡しも行なわれており、かなりの混雑状態だった |