このページの本文へ

アプリックス、KVMの高速化技術“KFTT”を開発

2000年12月01日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)アプリックスは11月30日、このほどCLDC/KVMをCPU上で大幅に高速化する技術“KFTT”の開発に成功したと発表した。KFTTは、同社のCLDC/KVMをベースにした小型デバイス向け開発システム『JBlend』で、KVMの動作スピードを従来比で250パーセント高速化する技術。KFTTは、来年早々発売される携帯電話への採用(メーカー、機種名は非公表)がすでに決定しているという。

アプリックスではこれまでJavaVM(Virtual Machine)をCPU上で高速で動作させる“FTT”(独自開発のソフトウェアによる高速化技術)、同改良型の“FTT3”など、組込み向けJavaソリューション技術を生かしたJavaVM高速化技術を開発してきた。KFTTは、携帯電話などの小型情報端末で標準的に採用が進んでいるKVMの高速化技術として開発したもので、高速化によるメモリーの増加もなく、さまざまなOSにも対応し、より広範囲のJava組込み機器への搭載が可能という。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン