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米NS、第2四半期の売上高と利益見通しを下方修正

2000年10月25日 16時37分更新

文● 編集部

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ナショナルセミコンダクタージャパン(株)の24日の発表によると、米ナショナルセミコンダクター社は現地時間の23日、2001年度第2四半期(2000年8月28日~11月26日)と第3四半期(2000年11月27日~2001年2月25日)の売上高と利益が、第1四半期の実績を下回る可能性があると発表した。

一時的要因を除いた第1四半期(2000年5月29日~8月27日)の業績は、売上高が6億4100万ドル(約692億2800万円)、1株あたり利益が76セント(約82円)であった。ナショナルでは、第2四半期の売上高は直前期比で6~8パーセントの減少を示した後、第3四半期には直前期比で再びプラスに転じると予測している。これに伴い、粗利益率は第1四半期の53パーセントから約2.5パーセント低下する見通し。さらに、営業経費に変化がないことから、以前の見通しと比較して、1株あたり利益も相応の減少を示すものと見ている。

第2四半期の出荷は、携帯電話市場での一部の顧客企業による在庫調整の影響を受けると見ている。パソコン向け製品の受注は伸びているが、季節的な要因をもとに予測した伸び率に比べると、受注の伸び率は低くなるとしている。

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