ソフトバンク(株)とその子会社のソフトバンク・イーコマース(株)は、米Aribaの100パーセント子会社である日本アリバ(株)の第3者割当増資を引き受けることで、米Aribaと合意したと発表した。ソフトバンクグループは、4000万ドル(約43億円)を引き受ける。その結果の持ち株比率は、米Aribaが60パーセント(うち5パーセントが社員の持ち株)で、40パーセントがソフトバンクグループとなる。
あわせて、B2B事業の展開についても合意しており、ソフトバンクグループが積極的に米Aribaの製品を同社の事業に取り入れていくという。具体的には、同グループ内の電子調達システムとして採用するほか、産業ごとのB2B市場の計画、合弁となった日本アリバが日本市場向けに「Ariba Commerce Services Nwtwork」を構築する予定という。