アナログ・デバイセズ(株)の21日の発表によると、米アナログ・デバイセズ社は現地時間の18日、カナダのノーテルネットワークス社と、高ポート数の光クロスコネクト交換機向け集積MEMS(マイクロ・エレクトロ・メマニカル・システム)光スイッチ素子に関する共同開発契約を締結したと発表した。
この光スイッチ素子は、電子回路素子に集積されたマイクロマシンミラーアレーで構成された“スマート・ミラー”で、光ファイバーネットワーク上において、多数の入力光ファイバーケーブルの信号を任意の出力光ファイバーケーブルに振り分けるのに使用されるという。
今回の合意により、両社は、次世代ミラーアーキテクチャーを共同開発していく。アナログ・デバイセズではすでにMEMSの集積が行なえるという。